“うつる”“こわい”といったイメージをもつ「伝染病」。この「伝染病」という言葉は、1999年4月から施行された感染症新法により、「感染症」に置き換えられました。その背景には、医学の進歩により多くの感染症が治り、予防が可能になりつつあるという事実があります。しかし一方で、航空機の輸送などによる活発な国際交流が、新しい感染症の国内への侵入、国外での感染を容易にしています。最近ではO517やエイズなどがその例です。また、かつて流行した結核などの増加傾向も見られます。現代の日常生活において感染症に対しての知識は、自らを守るためにとても大切なものであるといえるでしょう。そこで今から、感染症というものについて分かりやすく説明していきたいと思います。
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インフルエンザ
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結 核
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食中毒
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腸管出血性大腸菌(O157)感染症
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アニサキス症
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肝 炎
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エイズ
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Q 熱
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性感染症(梅毒)
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ヘリコバクター・ピロリ感染症
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マラリア
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コレラ
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人喰いバクテリア症
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炭 疽
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無菌性髄膜炎
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E型肝炎
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手洗い
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家庭でできる消毒法
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予防接種
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海外旅行時の心得
■引用図書■
「だれでもわかる感染症」(株)へるす出版
監修:清水喜八郎
著:清水喜八郎、山田恵三、岩本愛吉
絵:峰村りょうじ
■参考図書■
日本医師会雑誌:「感染症の診断・治療ガイドライン」
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