■予防接種
予防接種をしたグループ
予防接種をしていないグループ
予防接種とは
感染症予防の最大の武器となる予防接種。その中でも、病気を起こす力を弱めた微生物を使って予防接種をするものを生ワクチンといい、ポリオや麻疹、風疹、おたふくかぜなどで使われています。弱いとはいえ、ウイルスがふえるので軽い症状が出ます。結核の予防に使うBCGもこの仲間です。一方、死菌ワクチンといって殺したウイルスで予防接種をする方法もあり、インフルエンザや狂犬病などで用いられています。また、破傷風や百日咳、ジフテリアといった細菌が出す毒素によっておこる病気には、毒力をなくした毒素(トキソイドといいます)がワクチンに用いられています。
予防接種のしかた
経口で 注射やメスで皮下に
接種にあたり注意する人
妊婦の方
妊娠中は黄熱病の予防接種を控えてください。
インフルエンザ、コレラ、A型肝炎の予防接種は妊娠3カ月以降なら受けられます。
アレルギー
体質の方

医師に相談してから接種を受けましょう。
卵アレルギーの方は、インフルエンザなどの予防接種を控えてください。

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