■インフルエンザ
「インフルエンザ」は、インフルエンザウイルスが起こすのどや気管、気管支の感染症です。
のどの痛みやせきといった気道の症状より、熱や筋肉痛、関節痛といった全身症状が強いのが特徴です。
感染した人が出すせきやくしゃみを吸って感染します。
流行時には休養をとり、栄養を付けることが大切です。
また、外出後はうがいをすることを心がけてください。

《感染症まめ知識》
ヒトに感染を起こすインフルエンザウイルスにはA型とB型があります。A型インフルエンザウイルスの型は表面のHとNの型で決まり、その組み合わせで表示します。最近約20年は、H3N2の香港かぜ、H1N1ののソ連かぜにB型インフルエンザを含めた三者が流行しています。A型インフルエンザにはアマンタジンという薬が効果があります。また、ノイラミニターゼ(N)の働きを抑えることによりA型、B型の両方に効果のある薬が研究されています。

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