サイバー事案に係る被害の未然防止のための注意について
掲載日:2023.06.02 最終更新日:2023.08.03
1 医療機関を取り巻くサイバー事案の現状について
平成29年頃から、日本全国で医療機関を狙ったランサムウェアによる身代金目的のサイバー事案が多発しています。報道で大きく取り上げられた徳島県の半田病院ではシステムの復旧までに2ヶ月も要するなど、サイバー事案の被害に遭った場合の影響の大きさは深刻なものとなります。
2 ランサムウェアについて
情報を暗号化し、復号を条件に身代金を要求する手口をランサム(身代金)ウェアと呼びます。近年のランサムウェアは情報を暗号化するだけでなく、事前に情報を窃取しており、身代金を支払わないと盗んだ情報を公開すると脅す二重脅迫が多く見られます。また、情報のバックアップデータも暗号化の対象としており、復旧が大きく遅れる原因となっています。
3 サイバー犯罪に関する最新情報について
福井県警察ホームページやTwitterでは、最新のサイバー事案に関する情報を随時掲示しています。ランサムウェアなどの企業向け情報だけでなく、サポート詐欺に関する注意喚起など、広く県民の安心・安全な暮らしを守るための情報についても、多く掲載していますので、参考としてください。
◆福井県警察公式Twitter
4 広報用チラシ等について