介護保険Q&A

最終更新日:2022.03.30

介護保険のサービスを受けたら、風邪などで通院できなくなるのですか?

そのようなことはありません。要介護認定を受けて介護保険のサービスを利用しはじめた場合でも、風邪をひいたり、腰痛がひどくて薬が欲しいときなどには、これまで通り、病院・診療所を利用することができます。

介護保険のサービスを受けたいのですが、どこに行けばいいですか?

介護保険のサービスを受けるには、まず、要介護認定の申請をします。申請の受付は、住民登録地の市区町村役所で行っています。また、申請を事業者に行ってもらうこともできます。
現在、病院・診療所にかかっている場合や訪問看護サービスを受けている場合などは、かかりつけの医師に気軽に相談してください。申請の方法や介護保険のサービスについて、分かりやすく説明してくれます。

介護保険制度のなかで医師はどのうようなことをするのですか?

かかりつけの医師は申請書の要介護認定の重要な資料となる「意見書」を作成します。また、介護保険のサービスを受けているときには、利用者の方からの相談に対応するのはもちろんのこと、実際にサービスを行う看護婦さんやヘルパーさんに対して、医療の専門家として指導・助言を行います。

現在、訪問看護を受けている人も、要看護認定を受けなければいけないのですか?

要介護認定の手続きをしなくても、医師が必要と判断すれば、現在の訪問看護を受け続けることはできます。もっとも、ホームヘルプサービス・デイサービスの利用などといった、介護保険のサービスを利用しようとする場合には、要介護認定を受ける必要があります。