水痘
最終更新日:2025.07.24
県内の発生推移(過去7週分)
23週 | 24週 | 25週 | 26週 | 27週 | 28週 | 29週 | |
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発生数 | 1 | 3 | 6 | 2 | 2 | 7 | 5 |
(2025年7月24日時点のデータです)
水痘について
幼児、学童期前半に多く、通年性で発生するが、冬から春に流行する傾向がある。伝染力は麻疹に次いで強く、家庭内感染発症率は90%以上。飛沫或いは飛沫核による感染。潜伏期間は10日~21日です。症状として、発熱(70%)、倦怠感、発疹、それぞれの発疹は紅斑、紅丘疹、水疱形式、痂皮化を順次約3日で経過しますが、次々と発疹があるので新旧種々の発疹が同時に混在します。発疹は体幹に多発し、手足に少ないですが、頭皮及び粘膜にも出現することがあります。健康小児では一般に経過、予後は良好だが、免疫不全状態の小児の場合は重症で、致死的経過をとることもあります。