突発性発疹

最終更新日:2024.04.24

県内の発生推移(過去7週分)

10週 11週 12週 13週 14週 15週 16週
発生数 4 8 5 4 8 4 8

(2024年4月24日時点のデータです)

突発性発疹について

全世界の乳幼児が罹患、季節的流行はなく、生後6ヶ月~1歳までに発症のピークが見られる。我が国では2歳までにほとんどの小児が感染する。感染経路としてHHV-6抗体陽性成人の唾液中ウイルスによる水平感染が考えられ、移行抗体の消失する乳児期後半に集中発生する。母乳感染は否定的。潜伏期間は10日ぐらいで症状として、突然、高熱が3~4日前後持続、解熱とともに斑丘疹性(麻疹様、風疹様)、皮疹が出現。予後は良好である。まれに脳炎脳症、肝炎などの合併がある。