感染性胃腸炎
最終更新日:2025.10.22
県内の発生推移(過去7週分)
| 36週 | 37週 | 38週 | 39週 | 40週 | 41週 | 42週 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 発生数 | 154 | 170 | 160 | 128 | 114 | 127 | 85 |
(2025年10月22日時点のデータです)

感染性胃腸炎について
食品、水を介して経口感染、ヒトやペットからの接触感染もある。潜伏期間は病原体によって異なる。患者の75%前後は10歳未満の小児である。腸管病原性大腸菌は、1996年以降急増しており、通年発生し、夏季に増加するものが多い。現代の生活様式自体が食中毒或いは集団発生の原因であり、最近では大型化、広域化する傾向がある。症状として、発熱、下痢(水様便、血便)、腹痛、嘔吐、悪心など。発熱が先行し、下痢は遅れて出現することがある。下痢のみの場合もある。一般的には予後は良好だが、サルモネラでは腸管外感染併発、症状が遷延する傾向がある。