同行訪問実地研修とは。

<目 的>
(1)患者・家族が満足できる在宅医療の実現を目指し、在宅医療に携わる医師や専門職種のスキルアップを図る。
( 2)それぞれの専門職種の資源をうまく活用し、多職種連携による効率的な在宅医療を目指す。
<事業趣旨>
 医師が関わらない実地研修においても、当事業の目的である「多職種連携により効率的な在宅医療につながる」と考えられる場合(例えば、多職種間の同行訪問研修により在宅医療を担う多職種が増えることで医師の負担が軽減するなど)とする。

実施方法

(1)研修対象
  @在宅医療を始めたばかりの医師、これから始める医師など 
  A多職種と連携ノウハウを高めたいと考える医師・専門職種 

(2)実地研修の流れ

@原則として、在宅医療に必要と思われる座学研修を計画・実施し、研修後のアンケートより、同行訪問希望者を募る。(但し、座学研修を受けていなくても希望があれば、実地研修を可能とする)
A事務局は、同行訪問希望者にあらかじめ「在宅医療同行訪問実地研修に関する意向調査」(資料@)により意向を確認したうえで、同行訪問指導医を調整する。
B同行訪問指導医は、訪問診療患者の同意を得たうえで、研修者と日程調整し、実地研修を行う。
C事前に「実地研修事前サマリー」(資料A)により、患者の情報を研修者に提供することが望ましい。
D研修者は、実地研修終了後、「実地研修記録」(資料B)を同行訪問指導医に提出する。
E同行訪問指導医は、研修記録内容に関する意見、アドバイス等をフィードバックしていく。また、「実地研修記録」を事務局へ提出する。
F事務局は、年度末に実地研修の統括を行い次年度につなげる。

(3)問い合わせ先 福井県在宅医療サポートセンター 電話0776-24-0387まで

様式

資料@ 在宅医療同行訪問実地研修に関する意向調査
資料A 実地研修事前サマリー
資料B 実地研修記録

講師と受講者の組合せの考え方について

 

     

受講者
医師 歯科医師 上記以外
(薬剤師・看護師等)
講師 医師
歯科医師 ×
上記以外
(薬剤師・看護師等)

○・□は受入可能
×は口腔ケア応援センターにて受入れ
△は口腔ケア応援センターと調整をし、受入れを行う