
■ヘリコバクター・ピロリ感染症 |
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50歳以上の人では、約70〜80%の人が保菌しています。この菌の除菌が胃潰瘍の再発を防止します。
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酸分泌をおさえる薬と抗生物質を併用すると、潰瘍の再発を防止します。 |

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《感染症まめ知識》
近年ヘリコバクター・ピロリという菌が胃の粘膜の下に生息し、この菌が胃潰瘍とか胃炎に関係していることが知られてきました。がんとの関係も問題になっています。この菌は世界中に分布して、胃潰瘍は80%くらい、胃炎では60%くらいの人が感染しているといいます。
人口の約半分がこの菌を胃に保菌していることが知られています。この菌を抗生物質で殺すと潰瘍は再発しなくなります。単に胃酸の分泌をおさえただけでは、潰瘍の再発がみられます。また、この菌が胃がんの発生と関係があることが問題になっています。
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