3.新型インフルエンザ感染者に対する周知について
基本的に新型インフルエンザに既に感染した者については、免疫が獲得されているた
め、ワクチンの接種を受ける必要はないと考えられます。
また、現在、厚生労働省が行っているサーベイランスによると、現在、国民が罹患し
ているインフルエンザの大部分は新型インフルエンザウイルスによるものです。この
ため、本年の夏以降、A型のインフルエンザと診断された者については、新型インフ
ルエンザに既に感染した可能性が高いと考えられます。なお、PCR検査により新型イ
ンフルエンザに罹患したことが確定した方については、ワクチン接種は必要ないと考
えられます。
A型のインフルエンザに罹患したと考えられる方が、ワクチンの接種を希望される場
合は、上記のことをご理解いただいた上で、医師と相談し、接種の有無について判断
していただきたい。
新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの
小児への接種時期の前倒し等に関す
る検討について(平成21年11月6日事務連絡より抜粋) |
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