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Q アルコールの害(酒害)についての相談は。

A  我が国のアルコール消費量は年々増えてきています。アルコールは晩酌や宴席でなくてはならないものですが、度を過ぎると肝臓や胃や心臓に悪影響を与えます。さらにアルコール依存症になると幻覚が出現し、家庭や職場に様々な迷惑をかけ、アルコールなしでは生活が送れなくなります。我が国では、アルコール依存症の予備軍が200万人を超えるといわれます。

 ●保健所

   保健所では精神保健相談日を定めて専門の医師が相談に応じています。保健婦に相談することもできます。予約が必要な保健所がありますのでお問い合せください。

   また断酒会やAA(匿名断酒会)という患者同士の集まりを実施している保健所もあります。

 ●精神保健福祉センター

   酒害相談の専門施設です。専門の相談員が対応します。電話による相談もできます。また断酒会を定期的に実施しています。

 ●医療施設

   アルコール依存症の専門病棟が県立精神病院にあります。自分で治そうと決意した患者を入院させ、決まった治療プログラムで対応し、退院後は外来ミーティングにつなげ、断酒会への参加を促しています。

   なおアルコールの害は肝臓など内臓の障害として始まることも多いので、内科の医師によく相談することも一つの方法です。

 ●たとえば次のような相談

   ・息子が朝から酒を飲んで仕事をしようとしないのですが?

   ・夫が天井に虫が見えるといってひどく興奮するのですが?

   ・かかりつけの医師に酒をやめなければ肝臓は治らないといわれるのですが?



〈詳しい問い合わせ先〉

  各福祉保健センター

  精神保健福祉センター 〒910-0846 福井市四ツ井2丁目12-1   (0776)53-6767


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■■ 引用図書 ■■
「健康福祉相談ガイドブック Q&A 〔改訂版〕」 
編集/ 福井県福祉保健部福祉政策課

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