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医薬品と健康食品の違いは。
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高齢化社会の到来や健康指向の高まりから、いわゆる健康食品への関心も強くなっていますが、健康食品は、医薬品のような効きめを期待して病気の治療や予防のために使用するものではありません。
医薬品と健康食品の違いを正しく理解し、正しく利用することが大切です。
●医薬品とは
医薬品は病気の診断、治療や予防のために使用するものであり、その有効性や安全性などについて審査され承認を受けたものです。また医薬品の製造(輸入)や販売には厚生大臣 又は都道府県知事の許可が必要となります。
●健康食品とは
健康食品は栄養成分を補給するものであり、｢病気がなおる｣などの薬効を健康食品のラベルや小箱やパンフレットに記載したり、販売時に説明するなど、医薬品のような効能効果を期待させることは、無許可医薬品として薬事法違反になります。
健康食品の表示の適正を欠くと薬事法のほか、栄養改善法、食品衛生法の法令に抵触するおそれがあります。
食生活において、バランスがとれた食事をとることが基本です。
健康食品は、このような食生活が困難な場合において、二次的・補完的に摂取するものです。
また、過剰に摂取したことにより健康障害を起こした事例も発生していますので、正しく利用することが大切です。
●健康食品・無許可医薬品や不良医薬品の相談は、次のところに相談してください。
・医薬品については、県医務薬務課、各保健所
・健康食品については、県健康増進課、県衛生指導課、各保健所
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疾病対策と健康づくり等
