県内:無菌性髄膜炎の発生推移(過去7週分)

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                                 (2022年3月16日更新)


 

 飛沫感染や糞口感染により感染をし、ムンプスウイルス、マイコプラズマをはじめとして結核菌、真菌、リケッチアなど多種な病原体が起因となり、この中でも全体の約85%はエンテロウイルスが占めている。基本的な流行パターンはこのウイルス属の状況を反映するので初夏から上昇しはじめ、夏から秋にかけて乳幼児や児童を中心に流行がみられます。
 症状として、頭痛、発熱(38〜40℃)、全身倦怠感などで悪心・嘔吐が病初期から見られることが多く、腹痛、下痢を伴うこともあります。
 予後は、起因病原体に依存するが、エンテロウイルスによる無菌性髄膜炎の場合は、予後は良好である。また、結核、リケッチアなどによるものの場合でも、特異的な治療が早期に行なわれれば予後は楽観できることが多い。
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