県内:ヘルパンギーナの発生推移(過去7週分)

  4週 5週 6週 7週 8週 9週 10週
発生数 5 6 4 7 16 23 15

                                   (2022年3月16日更新)


 

 夏風邪の代表的疾患の1つで、7月をピークに6〜8月に必ず流行する。1〜4歳児に好発し、手足口病と同じパターンである。感染経路として、急性期には口腔から飛沫感染が多い。急性期〜回復期には糞便にも排泄されるので、汚染された手や飲食物を介して糞口感染の2ルートがある。潜伏期間は2〜4日。症状として、38〜39℃の発熱で発症し、同時に咽頭痛を伴い、有熱期間は1〜3日。予後は一般的には良好であるが、下熱すれば、2〜3日以内に復調する。

感染症トップ画面へ